中学受験塾説明会 ママファッションレポ②
前回からの続きです。
過去記事ってこんなに簡単に貼り付けられるんえすね〜
もれなく舞様が付いてきて尊いものに思えます。
2月から新しいことが始まったり、なんやかんやバタバタしているうちに前の記事から期間が空いてしまった。
さて。
某スーパーエリート塾、N学園やら、関西の重鎮・H学園やら、色々…というより、確かな筋からの情報を元にはなからこの2つに絞り、模試やら各種説明会やら、1年をかけて吟味に吟味を重ね、とりあえず公文と並行して週1だけ、というライトな感じで、長女のN学園への入塾に至った。
「まあ習い事感覚で、お試しに…」という営業の電話を真に受け、「ライトな感じ」で入塾したつもりが、もうガッツリこれ、囲い込みにかかってますやん!!と、進学塾のノウハウに舌を巻いた話は別の機会にするとして。
ここでは中学受験塾に子供を通わせている(通わせようとしている)ママたちのファッションについて。
入塾説明会やら、各種講演会を色々受けたのはほぼN学園のみなので、ここではN学園中心の話となるが、まあ客層(でいいの?w)はH学園とも被ってるはず、と思う。
N学園は難関校を目指す層に特化していて、その合格率もさることながら、授業料も超一流。
まあそんな塾に子を送り込もうとするのは教育への意識が高く、比較的裕福な家庭が多いだろう。(ウチみたいな一歩間違えば教育虐待じゃねーのか、な毒親庶民もいるが)
前職のお金持ちの顧客様の中にも、N学園にご子息、ご息女を通わせている方がちらほらいた。
なので、妖怪ファッションババアとしては楽しみにしていたのだ。
「あれあれ!あのロジェビビエのみんな履いてるあのごっつい靴!」
とか、なんかデッカイ襟ついたブラウスにジレとか着て、エルメスとかデルヴォーとか持ったVERY(頻出ワード)なママたちいっぱい見られる!wktk
期待に胸を膨らませ現場に乗り込んだ。
いきなりいた!!
DIORのでっかいビジューついたシューズにヴァレクストラのバッグ持ったママ!
グリーンのパンツ履いてるところもVERYっぽい!
コレコレ!これが欲しかったんや〜!!
他は?!ジレは?ジレ!!
フンガフンガ鼻息荒く教室を見回すと
…あれ?
確かにいる。確かにいるんだけど。
私の妄想の中にいたVERYママは非常に少数であった。
勿体ぶるわけでもないのにまとまらないな〜
次回に続きます。
中学受験塾説明会 ママファッションレポ①
上の娘の中学受験を見据え、去年は塾探しに奔走した。
とはいえ、娘はまだ2年生。
少々早いのでは…と思いつつ、思い立ったら今すぐに準備しないと取り返しのつかないことになるかもしれん!早よ!というお得意の自家中毒発症により、とりあえずは模試を受けさせたり、説明会に通ったり、インターエデュ見たり、インターエデュ見に行ったり。
検索魔の真骨頂。1年間、色々吟味して、一旦新3年生からスーパーエリート塾と名高い(自分で言うてはるけど)某N学園に入れることにした。
3年生の間は週1のみ、公文3教科はとりあえず並行して続けることに。
で、だ。
とりあえずなんでも形から、というより、ファッションから入ろうとする私。
塾の説明会には何を着ていこう?wktk
リボンとかパフスリーブとかの白のブラウスに黒のテーパードパンツだろうか。
でもシューズはモード魂入れてもいいだろうか。
マルジェラのタビバレエ履いてもいいだろうか。
シャネルのバレエとか履いてると張り切りすぎてる感じするだろうか。
髪は下ろすとコンサバ感というかVERY読者感出てアレだし、引っ詰めておこう。
去年は私、まだ仕事をしていた。
ちょっと高めのセレクトショップで働いていて、基本的に仕事でも、というか仕事でこそ一番おしゃれしないといけない環境に身を置いていた。
なもんで、ママ業の時の服装考えるのは、ある種コスプレ的でとても楽しい。
VERYとかインスタ見ながら、普段とは違う感じの「制約がある中でのおしゃれ」を模索。
ネイビーとか、白黒とか。
でもVERYには複雑な感情を抱いている私。
好きだし、見てて楽しいけど、なんかダセエw
何様なのか、何目線なのかは自分でもよく分からない。
ただ、ずっとずっと真剣に真面目に、それこそ仕事でおしゃれをしてきて、それなりにファッションに関しては腕に覚えあり、的なところがあり、なんやかんや、批判せんと気が済まないのだろう、痛いババアなのであろう、と自己分析している。
でも、好きなんです、VERY。
ママ行事特集とか、スニーカーの時靴下何履けばいいのか、とか、実用的なところとか、そもそも
>リボンとかパフスリーブとかの白のブラウスに黒のテーパードパンツだろうか
これだってモロVERYの影響受けまくってんじゃねーかw(注:ババアにつきw多用します)
あとタキマキも(NAVY行っちゃったけど)シンマイさんも、辻本舞さんも、モデルさん方皆様異次元に美し過ぎて…舐めるように見てます。
ああ、ことVERYの話になると脱線が止まらない。
とにかく、VERYを真に受けたようなしょーもない格好だけは絶対せんで!
制約ある中で、これまで培ってきたワイのオシャレ魂、入れ込んだる!
と、誰に向けてなのかも分からない気合を入れて服を選び(回避しようと意識するあまり、まんまとVERYを真に受けたような格好になりながら)いざ出陣と相成った。
続く
VERYと経産婦体型
出産前、というか多分30代初期まで、食べても食べても太らなかった。
高校生の頃なんて、学校着いたらまず母の作ってくれたお弁当を食べ、昼休みには駅のおにぎり屋さんで買ったおにぎり4つを、放課後はマックのバリューセット(※ポテトLサイズで)、帰宅して夕飯を食べ、夜中にポテトチップスとカップラーメン…なんて食生活がデフォルトだった。
まあその頃が食欲全盛期ではあったものの、そこから30代まで、同世代の女性の平均的な食事量の1.8倍くらいを日々摂取するような生活が続いた(今も…今はGLP1ダイエット実施中で生まれて初めて食欲が人並みになっているが)
それでも、本当に太らなかった。
だから私は一生細いままなのだと思っていた。
34歳で妊娠してもなお、出産を終えたらショートパンツが履けると、サイズが変わることなんて想像だにせず
「生まれても好きな服着てオシャレ★ママになるんだ❤️VERYに載ってるみたいな、抜け感の無い、なんか全体的に丸い感じのママにはなんね〜しw」
などど、今思えば、そこに行ってどつき回してあげたくなるようなド厚かましいことを本気で考えていた。
でも、気づくべきだったのだ。いや、ちゃんと見るべきだった。
君の母親を。
私の母も、昔は細かった。
細かった母には写真の中でしか会ったことがない。
物心ついた時には、母はなんとなく太かった。
出産を終え、病院から実家に戻り、まず私は直前のZARAのセールで爆買いした服をあれこれ試着してみた。
「え」
まず、ボトムスが上がらない。
太ももで止まったまま、びくともしない。
「嘘だろオイ」
妊娠したのってお腹じゃねーの?え、腰、っていうか太もも?あ?え?
トップスを着てみても
「思ってたんと、ちゃう…」
肩も二の腕も、妊娠していたらしい。
結局私はほぼ全ての商品を返品した。
ZARAの返品システムの完成度の高さは産前産後の女性対仕様になっているのかも知らん、と舌を巻いたものだ。
出たらすぐに元通り、だと本気で思っていた。
「産後の体型がなかなか戻らない、っていう定説、私はその限りではない」
本気でそういう認識だった。
そういえば体重も元に戻っていない。
出たらすぐに元通り、だと本気で思っていた。
とりあえず場当たり的にトコちゃんベルトを鬱血するほど締め上げ、「母乳をあげれば痩せる」という定説を信じて、ただただ時が過ぎるのを待つことに決めた。
そう、この時はまだ楽観視していたのだ。
「思ってたよりすぐじゃなかっただけか」
元来、壊滅的なまでに怠惰な私には、トコちゃんベルトを締め上げ続けることがまずできなかった。
トイレに行ったり、お風呂に入ったり、授乳したりオムツ替えたりするときにズレてそのままになったり。
やったりやらなかったり、そして遂にはやらなくなった、のだった。
そして、授乳をするとお腹が空く。
元来、常人の1.8倍の食欲は実に3倍を超えた。
授乳で消費されるはずのカロリー(カロリーなの?)を、摂取するカロリーが圧倒的に上回った。
結果
私は「ちょっとゴツめの人」の状態がデフォルトになってしまった。
きっと娘も将来言うのだろう。
「お母さん?私の物心ついた頃には、なんとなく太かったyo」
そんなこんなで、服への愛は変わらないものの
「思ってたんと違う」
ことが圧倒的に増えた。
特にドゥロワーとかの細身のリブニット。
以前は「貧相に見える、そして相乗効果で顔がデカく見える」という理由で苦手だった。
新ver.の私が着ると、肩やら二の腕やら腰やら、拾わなくていい肉をもれなくすくい上げてくれた。
理由は変われど、苦手なままだ。
ちょうどいい状態で似合うことは、もう無いのだろうか。
とにかく何を着ても、私の忌み嫌っていた経産婦体型の見本みたいになった。
「え、これ一仕事もふた仕事も多すぎない?なんでTシャツにデニムじゃダメなの?この変な帽子とかジレとか変なでっかいビジューついた厚底の靴とかフリルとかフリルとかww
いらんやろww」
ゴテゴテ色々足してんなー、抜け感全然無いやん、と思って見ていたママたちのコーディネート。
この重装備の裏には、色んな「思ってたんと違う」が隠されているのでは無いだろうか、と今は思うのだ。
思ってたんと違うしジレで目眩ししよう、え、海外スナップ真に受けてナイキのスニーカー買ってみたけど運動靴味しかせえへんやん、やっぱりこのロジェヴィヴィエのビジュースニーカーでブランド味足さんと落ち着かないわ、あ、じゃあこのディオールのハットも被って…
THE ROWもかっこいいんだろうけど、せっかくやしデカいブランドロゴ入ってるジルサンダーのこのTシャツにしよう、あ、でもやっぱりTシャツ着たらカジュアルすぎる…このでっかい襟ついたブラウスの方がなんか落ち着くわ〜
みたいに。
VERYを見てるとこんなことばっかり考える。
「思ってたんと違う」を減らすべく、年末からGLP-1ダイエットを始めた。
壊滅的なまでに怠惰な私でも目を見張る効果が出た、すばらしいダイエットに関してはまた別の機会に書きたいと思います。
ブランドタグ考察&自己紹介めいたもの
高校生の頃。
お年玉を握りしめて心斎橋BALのセールに突進した。
「コムデギャルソン」というロゴさえ付いていれば正直ユニクロとの違いもわからないような(注:高校生のガキごときには、です)なんの変哲もないTシャツに一万円札3枚くらい叩いて。
あのショッパーを持つ高揚感。
めっちゃ持ちにくいのに学校のサブバッグ的に持ってみたりして。
「めっちゃオシャレやん、私」
その自己陶酔まで含めての価値が1万円3枚分。
これを高いと取るか、安いと取るか。
分からないまま、20年以上の時を経てなお、私は服に,それがもたらしてくれる幸福な時間に課金し続けている。
課金するブランドも、金額も変わったものの、多分今でもユニクロのTシャツに好きなブランドのタグが付いていれば10倍の金額で買ってしまう可能性は全然ある。
逆に、好きなブランドの素敵な服に、「え、ちょっとここのは…」的な立ち位置のブランドのタグが付いていたら、絶対に買わない。(こっちは断言)
可愛い、素敵な服が好きなんだけど、ブランドが大好きなのだ。
その軽薄なミーハー精神は高校生の頃から何も変わらない。
私のファッション愛は、マニアックでは全然なくて、めっちゃミーハー。
少し話が逸れるが、彼女と一緒に服買いに来て、やたら縫製とかシルエットとかじっくり見てます感出す男、「僕は芸術的観点から(とか、制作側サイドから、とか)服を見ていますよ。どう?マニアックでしょ僕|ω・`)チラ」みたいな男が本当に苦手だ。嫌いだ。
すいません、どうでも良いこと。でも大事なこと。
とにかく、そんなミーハーにファッションが好きなだけのおばちゃんのブログなんです。
始めてみますので、もしよろしければ、よろしくどうぞ。